こんにちは!こんばんは!
今回は「ポトス」という観葉植物に焦点を当てて、【失敗しない】ポトスの育て方|日陰で元気に育てるたった3つのコツというテーマでお話ししたいと思います。
観葉植物を始めたいなと思ったときに、お店で一番よく見かけるのが「ポトス」かもしれません。つるが伸びていたり、葉っぱの模様が可愛かったり、いろんな種類があって迷っちゃいますよね。
でも、いざ家に連れて帰ってみると、「あれ、なんか元気ない?」とか、「日当たりが悪いからか、葉の色が薄くなってきた…」なんてこと、ありませんか?
「ポトスは強いから大丈夫って聞いたのに、うちのポトスだけ元気がない!」 「もしかして、私には植物を育てるセンスがないのかな…」って、ガッカリしちゃう気持ち、すごくよくわかります。僕も最初はそうでしたから(笑)。
でも、安心してください。ポトスは本当に強い植物ですし、ちょっとしたコツさえ押さえれば、日陰のお部屋でもモリモリ元気に育ってくれるんですよ。
この記事では、そんなポトスを日陰で上手に育てるための「たった3つのコツ」を、初心者さんや僕みたいなズボラさんでも失敗しないように、わかりやすく解説していきますね。
読み終わる頃には、きっとあなたのお部屋のポトスが、もっと可愛く見えてくるはずです!
ポトスってどんな植物?初心者さんにも超おすすめな理由
まず最初に、ポトスがどんな植物なのかを簡単に紹介しますね。
ポトスは、サトイモ科のつる性の観葉植物です。本当にポピュラーで、観葉植物を育てている人なら、一度は手にしたことがあるんじゃないかな、と思います。その人気の理由は、なんといってもその「強さ」と「育てやすさ」にあるんです。
観葉植物を初めて育てる人には、まずポトスから始めてみるのが、植物を育てる楽しさを知るための一番の近道だ、と僕は思っています。生き生きと成長する姿を見ると、本当に癒されますからね。
【失敗しない】日陰でポトスを元気に育てるたった3つのコツ
それでは、本題の「日陰でポトスを元気に育てる3つのコツ」について解説していきます。 この3つを押さえれば、あなたのポトスもきっとスクスク育ってくれますよ!
コツ1:置き場所は「明るい日陰」がベスト!
「日陰で育てる」って言っても、完全に真っ暗な場所はさすがにNGです。ポトスは元々、日光が大好きな植物ですからね。
一番理想的なのは、「明るい日陰(半日陰)」と呼ばれる場所です。具体的には、
- レースカーテン越しに柔らかい光が入る窓辺
- 窓から少し離れた、電気をつけなくても本が読めるくらいの明るさの場所
といったところがおすすめです。直射日光に当ててしまうと、葉っぱが焼けて茶色くなっちゃうことがあるので、そこは避けてあげてくださいね。
ポトスは「耐陰性(たいいんせい)」といって、日陰に強い性質を持っています。だから、蛍光灯の光だけでも育つくらい、本当にたくましいんです。置き場所を選ばないので、お部屋のいろんなところに飾れるのも魅力ですね。
とはいえ、ちょっと注意点もあります。 ポトスの中には、葉っぱに白い模様が入っている「斑入り(ふいり)」の品種がたくさんあります。この斑や葉っぱの色味は、やっぱり日光の力がないと、だんだん薄くなっちゃうことがあるんです。
もし、日当たりが悪い場所に置きっぱなしにする場合は、週に数回でもいいので、レースカーテン越しの明るい場所に移動させて、光を浴びさせてあげると、葉っぱの色をきれいにキープできますよ 。たまに「お日様タイム」を作ってあげる、って感じですね。
そして、置き場所を選ぶときは、日当たりと同じくらい「風通し」も意識してほしいんです。つる性の植物は、株元が葉っぱで密になりやすくて、空気が滞るとカビの原因になることがあるんですよ。
コツ2:水やりは「土が完全に乾いてから、たっぷり」が鉄則!
観葉植物を枯らしちゃう原因で一番多いのが、「水のやりすぎ」なんです。特に日陰に置いていると、土が乾くのが遅くなるので、注意が必要です。
ポトスのお水やりの基本は、「土が完全に乾いたのを確認してから、鉢底から水が流れ出るくらい、たっぷりとあげる」ことです。
「土が完全に乾いたかどうかわからない…」って思うこと、ありますよね。そんなときは、以下の方法を試してみてください。
- 鉢の重さを測る: 水をあげた時と、完全に乾いた時の鉢の重さを覚えておくと、目安になります。
- 竹串や割り箸を使う: 細長いものを土の奥まで刺してみて、抜いたときに土がついてこなければ、中まで乾いているサインです。土が絡んでくるようなら、まだ濡れているので、もう少し待ってあげましょう。
土が完全に乾く前に水をあげてしまうと、根っこがずっと水に浸かった状態になって「根腐れ(ねぐされ)」を起こしてしまいます。根腐れを起こすと、植物は水を吸えなくなって枯れちゃうので、本当に注意してくださいね。
葉水(はみず)も忘れずに! ポトスは、土からの水やりとは別に、空気中の湿度が高い環境を好みます。なので、葉っぱに霧吹きで水をかけてあげる「葉水」を、できれば毎日やってあげると良いですよ。
葉水には、葉っぱをみずみずしく保つだけでなく、ハダニやカイガラムシといった害虫の予防にもなるんです。これは、害虫が乾燥を好むからなんですね。水やりと葉水は役割が違うので、両方やってあげてくださいね。
冬場の水やりは控えめにポトスも冬になると「休眠期(きゅうみんき)」に入って、成長がゆっくりになります。そうすると、水を吸う量がグッと減るので、土も乾きにくくなります。冬場は、土が完全に乾いてから数日経ってから、少し控えめにあげるくらいでちょうどいいですよ。
コツ3:肥料は基本いらないけど、モリモリ育てたいなら
ポトスは、基本的に肥料がなくても元気に育ってくれる、とっても丈夫な子です。だから、初心者さんやズボラさんなら、無理に肥料をあげる必要はありません。
「もっと葉っぱを大きくしたい!」とか、「モリモリに成長させたい!」という場合は、成長期にあたる5月から9月の間に肥料をあげるのがおすすめです。
肥料には、土に混ぜ込む「元肥(もとごえ)」や、土の上に置く「置き肥(おきごえ)」、水に薄めてあげる「液肥(えきひ)」など、いくつか種類があります。
- 元肥・置き肥: ゆっくり長く効くタイプが多いので、植え替えの時や成長期のはじめに使うと良いでしょう。
- 液肥: 速効性があるので、成長が活発な時期に、2週間に1回くらいを目安に与えると、グングン大きくなります。
ただし、肥料のあげすぎは逆効果になることもあるので、製品の説明をよく読んで、適切な量を与えてくださいね。
まとめ
ポトスは「観葉植物の王道」と呼ばれるだけあって、本当に育てやすくて、初心者さんにも全力でおすすめできる植物です。
「日当たりが悪いから…」と諦めていたお部屋でも、今回の「たった3つのコツ」
- 置き場所は「明るい日陰」がベスト!
- 水やりは「土が完全に乾いてから、たっぷり」が鉄則!
- 肥料は基本いらないけど、モリモリ育てたいなら
これを意識するだけで、あなたのポトスはきっとモリモリ元気に育ってくれますよ。
日陰でも健気に頑張ってくれるポトスを見ていると、なんだか自分も元気をもらえるような気がします。ぜひ、あなたのお部屋にもポトスを迎えて、癒やしのグリーンライフを楽しんでみてくださいね!
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